漆喰のつくり方①

サンキホームでは、先週20・21日に藤沢市の辻堂海浜公園で開催されたサーフフェスティバルに出店し、漆喰塗体験のコーナーを設けたり、昨日27日には、藤沢市辻堂元町の本社(壱番館)にて漆喰塗体験を行ったりと、皆様に漆喰を塗っていただくイベントを開催しております。

ところで、漆喰ってご存知でしょうか?

漆喰(しっくい)とは、水酸化カルシウム(消石灰)を主成分とする建築材料です。

 

サンゴや貝殻が堆積してできたものが炭酸カルシウム(石灰石)です。
これに熱を加えると、二酸化炭素を放出して、酸化カルシウム(生石灰)が出来上がります。

炭酸カルシウムCaCO³ + 熱 → 酸化カルシウムCaO + 二酸化炭素CO²

 

生石灰は、海苔やお菓子の袋の中に入っている乾燥剤に使われています。
これに水を加えると、高温の熱を発生し、水酸化カルシウム(消石灰)が出来上がります。

酸化カルシウムCaO + 水H²O → 水酸化カルシウムCa(OH)² + 熱

この消石灰漆喰の原料です。

消石灰は、土壌改良や消毒(鳥インフルエンザにも使われています。)、以前は運動会の時などにグランドに線を引く際にも使用されていました。

 

消石灰は、空気中の二酸化炭素を吸収し、長い年月をかけて元の石灰石に戻ります。

水酸化カルシウムCa(OH)² + 二酸化炭素CO² ➝ 炭酸カルシウムCaCO³ + 水H²O

 

 

湘南地域で新しい住まいや、リフォームにて自然素材(漆喰や無垢材等)の家づくりをお考えの方は、是非サンキホームまでお問い合わせください。