地鎮祭④

地鎮祭について、その流れ、神様、暦と何回かに分けてご紹介しましたが、今回はお供え物についてご案内します。

 

 

地鎮祭の際に神殿に置かれた様々なお供え物、実際には神社側で用意してもらっていることが殆どですが、中にはお施主様がご用意する場合もあります。

一体どんなものがあるのかをご紹介します。

  1. 米(1合くらい)

お米は、神様に作り方を教えられた神聖な食べ物とされています。そのため、感謝の意を込めてお供えします。

  1. 酒(清酒)

お酒は、神様の神聖な飲み物とされており、お供えするお酒を「奉献酒」と言い、神様の力が宿ったお下がりとしてお持ち帰りください。

  1. 海の幸

「おめでたい」として鯛を用意するのが一般的ですが、鮮魚は傷みますので、スルメや昆布等の乾物をお供え知ることが多くなっています。

  1. 山の幸

果物をお供えすることが多いです。

  1. 野の幸(野菜)

野菜は、地面の上にできるものと地面の下にできるものをお供えします。

これらは「三つの幸」として、その土地で収穫されたものを、神様にお供えしていました。

  1. 塩(1合)

お供え物としてだけでなく、敷地を清めるためにも使います。

  1. 水(1合)

地域や神社によって多少の違いがあるかもしれませんが、

こうした事を知った上で、儀式に参加されてはいかがでしょうか?

 

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